世間ではいまだにネゴシアンという言葉にネガティブな印象を抱かれる方が多いわけですが、このワイン、ネゴシアンです。買い葡萄です。

このワインを飲んでみると、ネゴスかどうか、それほど意味があるのか、ないのか、そういう感覚をおぼえます。


最近ではノーベル賞晩餐会でも提供された実績のある、マルサネの良さが頻繁に取り上げられますが、私は、それと同様、もしくはそれ以上に、このメイ フランゲを高く評価しています。


トラペの「2022年」をいくつか試飲してみて「これまでにないレベルの、とんでもない出来栄えのワインが多い」と感じています。

「ル メイ フランゲ」は、これまで数度試飲を経験しましたが、彼らのラインナップのラインナップの中でも、とりわけ繊細で、ブルゴーニュ上級者向けといった雰囲気でしたが「2022年」の出来栄えに関しては、それとは全く正反対に、太陽に恵まれたため、より果実味が前面に感じられ、幾分タニックですが、全体のバランスは、完璧に近いワインです。


リッチなのは単に果実味の第一印象だけではなく、香りもほぼ香水レベル。

奥に秘めた繊細な要素がこれらの要素とほぼ完璧に調和しており、この価格帯では、おそらく私がこれまで試飲した「2022年」の中でも随一の美味しさだと思います。


最近のトラペさんのワインには、衝撃的な、という言葉を使いたくなるほど。


ブルゴーニュ好きのツボを見事に押さえたかのような味わいは、もはやドメーヌ ルロワ、ジョルジュ ルミエ、エマニュエル ルジェなど、最高評価を欲しいままにする生産者の名前を比較に挙げたくなるような、もしくはそれらと全く遜色のないレベルに達していると感じます。


価格的な面だけを考慮した場合、もはや抜き去ってしまっているのかもしれません。


実際に、気がついたらボトルが空になっていました。


これまでトラペの凄さを何度も文字にしてきましたが、今後自信を持って、いえ確信を持って愛好家の皆様におすすめしたい、そう感じます。


このワインに使われる葡萄は、10年以上前からトラペがビオディナミで耕作していますが、買い葡萄扱いのもの(醸造はドメーヌ物と変わらないやり方で行われています)になります。


しかし、それですら、このレベルなのです!


このほか、既に、この年の村名までのクラスは、極極極上品です!




トラペ ペール エ フィス TRAPET PÈRE ET FILS

トラペ ペール エ フィス/2022 コート ド ニュイ ヴィラージュ ル メイ フランゲ(フランス ブルゴーニュ 赤)

販売価格
9,900円(税込み)
在庫
2
メーカー
Trapet Pere et Fils
便種
宅急便冷蔵
年齢制限
20歳 ~
注文手続き画面にて、生年月日を入力いただきます。
タイプ      赤ワイン
容量       750ml
生産者        トラペ ペール エ フィス
生産地      フランス ブルゴーニュ
原産地呼称    AOCコート ド ニュイ ヴィラージュ 
品種       ピノ ノワール(100%)
アルコール度数  12.5%
栓        コルク
輸入元      フィネス


商品詳細

CÔTES DE NUITS-VILLAGES LE MEIX FRINGUET

コート ド ニュイ ヴィラージュ ル メイ フランゲ

ピノ ノワール種100%。ジュヴレ シャンベルタン村に隣接するブロション村にある「Le Meix Fringuet(ル メイ フランゲ)」という塀で囲まれた区画の葡萄を使用しています。この畑は当主ジャン ルイ氏の従兄弟が所有していて、10年以上前からトラペがビオディナミで耕作しており、2013年ヴィンテージがファーストリリースですが、買い葡萄扱いになるのでネゴシアン物のワインになります。醸造はドメーヌ物と変わらないやり方で行われており、刻むような繊細さとエレガントさがあるワインです。

株式会社フィネス資料

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